「…、何か?」って言ってみたいけど
初めっからやたら出てきた「…何か?」という
決めゼリフで私たちをゾクゾクさせてくれる、
ヒロインは派遣社員大前春子の
クールでカッコよくて大胆なのにはまいっちゃう。
ふつー、できる女性というのは人あたりがいいものだ。
周囲と協調しないとせっかくの実力もパーになることが多いから。
できない女性はそれさえも分からないから、
誰かをいびってみたりする。
ところが大前は強い風当たりを予期しながら
ズケズケ、ズバズバものを言う。
相手の唱えた異論に明確に答え、
「それが、何か?」と言うのである。
そして仕事は揺ぎ無くこなし会社にも貢献する。
大前春子はできる女性の上を行く女性だ。
「大切なのは自分のスキルと時給だけ」が
彼女流の生き方だそうだけれども、
このスキルって実は、26もの高度な資格だけじゃなく、
瞬時に周囲の状況をキャッチし次の場面を想定し
準備を組み込んでおくことの出来る能力とか、
本当は仕事というのは人がするものなのだから、
最後のところは人情を決して無視しないという感覚とか、
そういったものも含まれているのかなあと思ってしまう。
時給だってそう。
人はただ単にお金が欲しくて働く訳ではないはずだ。
自分の能力を含む仕事の対価が賃金や地位であり、
派遣の場合にはそれが序実に数字や雇用そのものに反映する。
年功序列のぬるま湯に浸った者とは対極にあるはずだ。
「時給3000円・特Aランク」はそんな彼女の生き方への評価かな。
どの生き方が一番いいというのではない。
ぬるま湯と言われても一つ所でコツコツと積み重ねるのも人生だ。
私だって大前の真似は到底できそうにもない。
だからこそ、憧れるのかも知れないが。
せっかくハマったこのドラマ、楽しみたい。
そして、小さなこと一つくらいは真似してみようかな。
例えば、お茶を淹れて、
「美味い!お茶っ葉替えたんですか?」と言わせた辺り。
より良い方法で丁寧に淹れたお茶に
「一期一会」という気持ちの香り付けを忘れまい。
長年おろそかになっていた事、ちゃんとやってみよう。
さあ、来週はどんな展開に?
大前春子役の篠原涼子さん、がんばって!
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